この記事を書いた人 バス市場編集部
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東京―名古屋間 夜行バス移動のメリット・デメリットは?
記事更新日: 2018-08-21






こんなにお得!夜行バスを利用するメリットとは?
近年、多くの方に利用されている夜行バス。以前に比べ、車内の整備も良くなり、各社様々なサービスを実施しています。足が延ばせたり、目隠しカバーが付いていたりするバスもあります。
女性専用バスや、2列、3列のゆったり独立シートなど、隣の方との距離が離れている座席も多く、もはや窮屈な移動というイメージは無くなってきていると言っても良いでしょう。
そんな夜行バスを利用する大きなメリットをいくつかご紹介しましょう。
とにかく料金が格安!
夜行バスを利用する人の中には、料金の安さから選んでいる人も少なくないでしょう。閑散期には東京~名古屋間2000円と繁忙期の3分の1程度の価格になる事も。
新幹線と比較するとその価格差は歴然。旅の資金があまりない学生さんも気軽に旅行に出かけられる手段としておすすめです。
時間が有効活用できる!ホテル代が1泊分不要に!
夜行バスはその名の通り、夜に運行するバスなので、仕事終わりに出発できるのはとても大きなメリットですね。夜出発し、目的地に到着したら朝なので、そのまま1日存分に観光を楽しむことが出来ます。
さらに嬉しいのは、車中泊となる為、ホテル代が1泊分不要になる事です。浮いたお金を観光や食事に使えるので旅の資金の節約にもなります。
運行ルートや乗降場がありとても便利!
夜行バスは、各社それぞれの乗降場が設けられていて、その運行ルートやバスストップは多数です。
自宅近くに乗り場があり、自分の目的地や希望の到着時間により近い運行ルートを催行するバス会社を選択すれば、効率よく移動する事が可能です。
重たい荷物も楽々!
旅行をする時、大きな荷物を持っての電車移動はとても大変。乗り換えの度に荷物を出し入れし、階段やエスカレーターに乗るのはかなりの重労働。夜行バスならそんな心配は不要です。
乗車時に荷物を預けてしまえば、目的地到着まで荷物を気にする事はありません。持っていきたいけど重くなるし…と悩んでいた荷物も気兼ねなく持っていく事が出来ますね。
やっぱり気になる!夜行バスを利用する時のデメリットは?
ここまで夜行バスの良い所ばかりをご紹介してきましたが、夜行バスが合わない、あまり乗らない方が良いという人もいます。ちょっと自分は神経質だなと思われる方や、長時間同じ姿勢で過ごすのが苦手な方にはおすすめできません。
夜行バスのメリットはとても魅力的ですが、選択を後悔しないために、しっかりデメリットも把握してから予約しましょう。
では、夜行バスを利用する際にどんなデメリットがあるのかご紹介します。
移動時間が長い
夜行バスは、睡眠時間を移動に充てようというとても効率的な交通手段ですが、新幹線や飛行機との大きな違いは移動時間が長いこと。ゆったりシートなどを選択したとしても、長時間決められた空間で静かに過ごさなければならないのを苦痛に感じてしまう方もいるかもしれません。
特に小さなお子様連れのご家族などは、お子様が夜中にぐずってしまったり、車内をウロウロしてしまったりと迷惑をかけてしまうことも懸念されます。途中のトイレ休憩などで、適度に席を立つことはできますが、腰痛などで長時間座っていられない、同じ姿勢が辛いという方にとっても、苦しい時間となってしまうかもしれません。
隣の方との距離が近い
夜行バス各社、様々なシート仕様があり、長距離移動をより快適に過ごせる様にと変わってきてはいるものの、他人と空間を共有する事が苦手な方にはあまりおすすめできません。
座席と座席との間にゆったり空間があるバスもありますが、それでも長時間知らない方と隣り合っているのは意外に気になるものです。夜間という事もあり、他人の賑やかな寝息を聞きながら一晩過ごす事になる場合もあるので、覚悟をもって利用しましょう。
眠れない!
枕が変わるとうまく眠れない方や、少々神経質な方ですと、移動中に眠れず、拷問の様な時間を過ごす事になってしまうかもしれません。
せっかくの夜行バス、移動中に眠る事が出来ないと、かなり辛い時間となってしまいます。また到着後、観光に繰り出そうと思っても寝不足でフラフラ。結局ホテルで昼間から休息…となってしまうと、夜行バスを利用したメリットを台無しにしてしまいます。
どんな時に利用するのが便利?夜行バスの活用方法 4選
早朝に到着できる!
なんといっても夜行バスの便利なところは、朝一番に目的地に到着できる事です。
東京から朝一番の新幹線に乗った場合、名古屋到着は7時半過ぎ。夜行バスなら6時過ぎには到着する便があるので、早朝から用事がある、新幹線だと待ち合わせ時間に間に合わないなど、時間に縛りがある方に便利です。
名古屋日帰り旅行も満喫!
体力があっても時間がない!そんな方におすすめの活用法は、夜行バスを使った日帰り弾丸旅行です。日曜日しかお休みがないけれど、名古屋に遊びに行きたい!が叶えられるのです。
土曜日の仕事終わりに夜行バスに飛び乗り、日曜日は丸一日名古屋を満喫、そのまま夜行バスに飛び乗って帰宅すれば、月曜日には出勤も可能。翌日の仕事に影響しない様に、帰りのバスは、ゆったりシートなど、ゆっくり休めるシートタイプを選ぶのも良いですね。
夜行バスは、そんなアレンジが出来るのも高ポイントです。往復夜行バスを利用するので宿泊予約の心配も不要なので、思いつきの弾丸旅行にもってこいです。
コンサートやフェス参加者に人気!
夜遅くまで遊んでしまってもその日のうちに帰路につけるのも夜行バスのおすすめ活用法です。東京から名古屋のコンサートやフェスに参加する場合、東京駅までの最終新幹線は22時過ぎです。
名古屋駅までの移動も考えると、電車の時間が気になり最後まで楽しめません。夜行バスなら、名古屋駅を24時過ぎに出発する運行便もあり、時間を気にせず最後まで楽しむ事が出来ます。
海外旅行時の空港までの交通手段にも便利!
海外旅行をする時、価格や目的地の都合で、地方の最寄り空港ではなく、成田発着の便を予約することもあるでしょう。便によっては早朝に空港にいないといけない、夜中に到着して自宅まで帰れない等、渋々ホテルを予約し空港近くで前泊や後泊をしている方も。
大きなスーツケースを引きずって電車に乗ることも無く、ホテル宿泊の費用も節約でき、時間を無駄にする事なく飛行機の発着に合わせて移動が出来るのでとても便利です。
徹底比較!夜行バスと新幹線の違いは何?】
夜行バス | 新幹線 | |
乗車時間 | 約5時間半~6時間半 | 約1時間半 |
料金 | 2000円〜6800円 | 10,360円 |



